介護転職の書類選考で落ちないために!履歴書の書き方を解説します!
2019.10.08掲載
  • Facebook
  • Twitter
  • Line
お役立ち情報

求人応募の第一関門、履歴書。どんなことに気をつけたら、採用担当者に会ってみたいと思われる好印象の履歴書を作成できるでしょうか。介護職で良い条件の求人は応募者が集まりやすいので、その中から選ばれる履歴書を作成して、自分の希望した職場で働きたいものです。
こちらの記事では介護職で転職を目指す人のための、ちょっと目をひく履歴書の作り方に注目します!

介護業界での履歴書作成とは?

履歴書は応募先から指定がなければ、一般的には「履歴書は手書きでもパソコンでもどちらでも構わない」と言われています。
しかし介護職応募の履歴書は、手書きの人が大半です。手書きの履歴書の場合、採用担当者が「その人となりを、履歴書の書き方や文字から読み取っている」ということを念頭におき、作成し始めましょう。

■履歴書作成の基本

  • 事実を正しく書くこと
  • 学校名・学部名・企業名などは省略せずに書くこと
  • 西暦・和暦を統一して書くこと
  • 記入できる箇所はすべて記入し、できるだけ空白を作らないようにすること

■手書き作成の基本

  • 文字の大きさを統一し、読みやすい大きさで書くこと
  • 間違いのないように丁寧に書くこと
  • 耐水性の消えない黒のボールペンを使用すること
  • 修正液を使用しないこと

上記のような内容に気を配り、手書きで間違いのないよう履歴書を作成することは根気のいることです。作成には時間がかかりますが、採用担当者に好印象を与えるため、読みやすい履歴書作成を心がけましょう。
次にもう少し具体的な内容について見ていきましょう。

介護業界での志望理由と自己PRの書き方

学歴や職歴などはこれまでにあった事実を正確に記載できればOKですが、介護職に従事したことのある人の志望理由や自己PRは、どんなことを書いたら採用担当者の目をひくのでしょうか。
これを書くと必ず目をひく!という正解は一概にはありませんが、ポイントを押さえておきましょう。

■志望理由のポイント

  1. 自分がなぜその応募先で働きたいのか、魅かれる理由を書く
  2. 自分なら応募先で何ができるか、どう活躍できるかを書く

■自己PRのポイント

  1. 所持資格や性格などの特徴、これまで経験してきたことを書く
  2. 上記の内容の他、趣味・特技なども含め、それらを仕事にどう生かしていくかを書く

介護職の求人と言っても、介護の応募先にはさまざまな介護施設や事業所があります。主な応募先別の例文を見ていきましょう。

通所介護事業所(介護予防運動指導員の場合)

志望理由
(例文)
介護予防の大切さを理解して、利用者様が積極的に通って来られる貴事業所に魅力を感じました。地域に密着した貴事業所の一員として、利用者様の要介護度改善に貢献したいと思っています。
自己PR
(例文)
日ごろから車を利用して出かけており、地域のルートに精通しています。ピアノ演奏ができるため、高齢者の方々との合唱や手遊びも可能です。今後は囲碁や将棋などにもチャレンジして、レクリエーションの幅を広げていきたいと思っています。

訪問介護事業所(介護福祉士の場合)

志望理由
(例文)
「一人ひとりに寄り添える介護サービスに従事したい」と日ごろから考えておりました。貴事業所なら研修が充実しているので、私も訪問サービス事業に従事できるのではないかと思い、志望いたしました。少しでも早く、貴事業所のお役に立てるよう精進して参りたいと思っています。
自己PR
(例文)
車の運転を得意としています。主婦歴も長く、日常生活にまつわる家事全般を丁寧に行うことができます。話をすることが好きなので、利用者さんとのコミュニケーションを保つことにも役立たせることができると思います。

介護老人保健施設(理学療法士の場合)

志望理由
(例文)
貴施設では病院併設のため、理学療法士がチーム医療の一翼を担えると思い志望いたしました。また他業種の方も多いので、自分自身のスキルアップも可能だと考えました。これまでの経験をチーム医療に生かし、貴施設に貢献していきたいと考えています。
自己PR
(例文)
スポーツによる怪我でリハビリテーションの効果を実感し、この職に就きました。患者さんの気持ちに寄り添いながら、復帰を目指すサポートを信条としています。笑顔を忘れず、リハビリが楽しい時間となるよう業務に従事していきたいです。

入所型の施設(ケアマネージャーの場合)

志望理由
(例文)
ケアマネージャー資格を取得したため、介護とケアマネ業務の両方が行える貴施設での業務に携わりたく応募いたしました。ケアマネージャーとしては未経験ですが、ベテランケアマネージャーの多い貴施設なら私自身もスキルアップが可能だと考えました。
自己PR
(例文)
これまで幅広い要介護者のサポートを、介護職員として行ってきました。食事・入浴・雑務など、業務は動いている方が好きなタイプです。入所者さんと共有できる話題にも着目しながら、ケアマネージャーとしての事務処理能力向上にも努めたいと思います。

グループホーム(介護職員初任者研修の場合)

志望理由
(例文)
主婦としての能力を生かしつつ、認知症サポートにも携わりたかったため、貴社を志望いたしました。貴社の目指す介護サポート事業に少しでも貢献できるよう努力いたします。
自己PR
(例文)
認知症の父を看取ったあと、介護職員初任者研修を修了しました。私は料理を趣味とし、家庭菜園で作った野菜で調理を行っています。認知症高齢者のサポートは父で経験済みなので、日々の生活で得られる小さな喜びを、入所者様と共に共有していきたいと考えています。

サービス付き高齢者住宅(介護福祉士の場合)

志望理由
(例文)
地域包括ケアシステムが推奨される中、地域に密着した取り組みで注目度の高い貴社に共感を覚えました。できるだけ住み慣れた地域で、最小限の手助けによって暮らしていきたいという入居者様の願いをサポートできるよう、微力ながら貢献していきたいと考えています。
自己PR
(例文)
これまで介護職に従事して参りましたが、事務的なことや清掃など雑務も好きな仕事です。入居者様とは、それぞれの個性に合わせた距離感を大切に接することができればと考えています。入居者様が孤立したり、日々の生活で困ったりすることがないよう、細かい気配りを心がけていきたいと思います。

介護職の履歴書作成では、志望理由などを応募先のニーズに合わせて書きたいものですが、キャリアによってもアピールのポイントが変わってくると思います。どのようなことに留意して履歴書を作成したら良いか、次の項目ではキャリア別にポイントを絞ってみました。

■キャリア別ポイント

キャリアポイント
転職・前職の経歴と合わせ、なぜ応募先で働きたいのかをポジティブに書けるとベストです。
主婦・主婦として経験してきた介護や家事全般の経験などを、どう応募先で生かせるか率直に伝えましょう。
リタイア・これまでの職務や経験にとらわれ過ぎず、応募先での業務を新たな気持ちで取り組みたいといった内容が好印象につながります。

介護業界の履歴書作成に必要な物・気をつけなくてはならないこと

履歴書をきちんと作成するために、必要な物を確認してみましょう。

  • 履歴書用紙
  • 送付状(添え状)
  • クリアファイル
  • 印鑑
  • 証明写真
  • 黒いボールペン
  • 封筒

丁寧に作成された履歴書に送付状が入っていると、好印象です。送付状は以下の画像を参考にしてください。クリアファイルも使い古しではなく新しい物を用意しましょう。
当たり前と思われるようなことでも、いざ履歴書を作成してみるとうっかりミスをしてしまったりするものです。履歴書を折らずに封筒に入れて、丁寧に宛先を記入することも大切な作業です。最後まで集中しましょう。

■送付状サンプル

いかがでしたか?単に履歴書作成といっても、いろいろな留意点がありましたね。最近では転職支援サービスの会社などで、履歴書の添削を行っているところもあります。第三者に添削をしてもらった履歴書は、うっかりミスを防ぐことの他、見栄えの良い履歴書となります。自分自身も完成度の高い履歴書となれば、ちょっとした自信を持つこともできます。
転職なら必ず聞かれる前職の退職理由についても、履歴書に退職理由を書く欄がない場合は、志望理由の欄や職務経歴書や添え状で触れておくと、面接でも困りません。書き間違いのない美しい履歴書を作成するには時間がかかります。履歴書作成は時間的な余裕を持って行いましょう。